特殊な原稿(アナログ) | 日本同人誌印刷榮光|株式会社栄光中文官網

特殊な原稿

アナログ原稿での2色刷り、箔押しについて

2色刷

同じ紙に2色以上のインクを重ねて印刷することを「多色刷り」といいます。
当社で可能な多色刷りは、2色刷りまでです。

原稿の作成方

ご希望の2色刷り部分(表紙、本文)に準じた原稿用紙をご使用ください。

★Point★
  • インクごとにそれぞれ原稿が必要になります。(1色目=スミ、2色目=赤 → 計2枚の原稿が必要。)
  • 色インクで印刷する原稿も、黒インク1色で作成してください。
  • 原稿用紙は同じものをご使用ください。
    ※トレーシングペーパーは、ベタ部分などが縮んでしまったりするため、お勧めしません。
  • 必ずトンボが見える状態にしてください。
  • それぞれの原稿の余白に、色の指示をご記入ください。
  • 紙の伸び縮み等により印刷の誤差が生じます。
    色同士が隣接する部分については、少し重なるように作成された方が綺麗に仕上がります。

色の仕上がりについて

  • 仕上がりの見え方
    2色刷りは、インクを重ねることによってインク同士が影響し、色が変わります。
    また、使用する用紙によっても見え方が変わりますので、ご注意ください。
  • インク同士の相性
    スミ、メタリック系のインクは、他のインクに比べて不透明度が高いため、印刷順によってイメージが大きく変わることがあります。
  • インクの印刷順
    2色の印刷順は、1色目が【先に刷る色(下側)】、2色目が【後に刷る色(上側に重なる色】になります。

こちらを踏まえた上でご指示ください。

オフセット印刷は、透明インクです。
色の重なる部分や色紙に印刷する場合は、色同士が影響して違う色に見えてしまいます。
あらかじめご了承ください。

透けにくい色:スミ、蛍光色、メタル系
※完全な不透明インクではありません。

箔押し

箔押しとは、熱と圧力により、 金属箔を転写して文字や絵柄を入れる加工のことです。

原稿の作成方

表紙用の原稿用紙をご使用ください。

★Point★
  1. カラー印刷用と箔押し用の2種の原稿が必要です。
  2. 箔押し用原稿は、黒1色で作成してください。
  3. カラー印刷用と箔押し用で、原稿用紙は同じものをご使用ください。
    ※トレーシングペーパーは、ベタ部分などが縮んでしまったりするため、お勧めしません。
  4. 必ずトンボが見える状態にしてください。

箔の仕上がりについて

  • 箔の再現
    箔押しは性質上、細かい柄、トーン、白抜き、広範囲のベタ表現には適しません。
    線の太さや隙間は、0.5mm以上あるように作成してください。
    0.5mm未満で作られた場合は、再現できない可能性がございますので、予めご了承ください
  • 箔の位置ズレ
    箔押しは、印刷とは別に作業をいたしますので、位置にズレが生じます。
    箔が重なる部分のカラー印刷原稿は、箔部分の色を抜かないでください。
    また箔の周りを色で縁取るデザインもご遠慮ください。
  • 箔の範囲
    箔押しは、範囲によって金額が変わります。(箔付サンバは50c㎡/1ヶ所がセット内。)
    箔押し部分を長方形の四角で囲んだサイズが箔の範囲となりますので、ご確認の上、作成してください。