箔押し制作での注意事項
箔押しとは、熱と圧力により、金属箔を転写して文字や絵柄を入れる加工のことです。
表面に凹凸のある紙や背の折れ目部分は、箔の抜けや剥がれが生じますので、不向きです。
表紙の作成方法
1.カラー印刷用と箔押し用の2種の原稿が必要です。下記の設定で作成してください。
- カラー印刷用 … CMYKモード、解像度350dpi
- 箔押し用 … モノクロ2階調(K 100%)、解像度600dpi
※CMYKが選択できない場合はRGBモードでも可能ですが、弊社で印刷用データに変換した際、色味が変わってしまう可能性がございます。予めご了承ください。
※箔押し部分は、K 100%で作成してください。
2.トンボデータは同じテンプレートをご使用ください。
トンボで箔押しの位置を合わせます。カラー印刷用と箔押し用のテンプレート(トンボ)は統一してください。
※テンプレート(トンボ)を使用しない場合は、原稿2種とも用紙サイズを【原寸サイズ+背幅+塗り足し】に設定して作成してください。
3.カラー印刷用と箔押し用の原稿は、別ファイルで保存してください。
レイヤー分けのみですと、原稿不備(K 100%になっていない等)や作業ミスのもとになります。必ず別ファイルに分けてください。
箔の仕上がりについて
- 箔の再現箔押しは性質上、細かい柄、トーン、白抜き、広範囲のベタ表現には適しません。
線の太さや隙間は、0.5mm以上あるように作成してください。
0.5mm未満で作られた場合は、再現できない可能性がございますので、予めご了承ください。
- 箔の位置ズレ箔押しは、印刷とは別に作業をいたしますので、位置にズレが生じます。
箔が重なる部分のカラー印刷原稿は、箔部分の色を抜かないでください。
また箔の周りを色で縁取るデザインもご遠慮ください。
- 箔の範囲箔押しは、範囲によって金額が変わります。(箔付サンバは50c㎡/1ヶ所がセット内。)
箔押し部分を長方形の四角で囲んだサイズが箔の範囲となりますので、ご確認の上、作成してください。