データ入稿について

※印刷に不向きな紙原稿(白黒はっきりしていないグレーの筆記・プリント出力、粗悪なトーン)は綺麗に仕上がりません。原稿作成マニュアルをご一読の上、チェックをお願いします。
※カラー表紙を紙原稿で入稿の場合、再現に向いている色と再現できない色があります。薄すぎる色、色紙などを貼り込んだもの、蛍光を含んだような色は原稿通りの再現にはなりません。また、本文用の原稿用紙などケイ線のある原稿用紙に描き込まれている場合、ケイ線も印刷で拾ってしまいますので、気になる場合は専用の表紙用原稿用紙に描きましょう。
※カラー表紙をデータで入稿する際、モニタ上でご覧の色と、実際の印刷上がりとは、色の再現方法やインク・紙などが違うため全く同じ色にはなりません。

オンデマンドコースの品質について予めご承知下さい

★オンデマンドプリントのカラー印刷は、黒など色の濃いベタや広範囲のベタを使用されていると、機械の特質上、油による帯状のムラが印刷に出ます。気になる方はベタを控えたデザインになさるか、オフセットコースでのご注文をオススメします。

★オンデマンドコースのオンデマンドプリントは、お手軽な分デメリットがあります。
・お使いのトーンによってはモアレが発生します。
・無線綴じの時、綴じ部分に多少の波うちがみられます。(時間が経つと落ち着きます)
・オフセットとは違い、トナーを吹き付けるコピータイプですので、ベタが苦手です。
多少の白抜けや点はご容赦下さい。

★本文データ入稿について、これまでモノクロ二階調をおすすめしていましたが、09年7月の新オンデマンド機導入により高精細の再現が可能になりましたので、グレースケールの再現も格段にアップしています。ただし、不適切なデータについては他コース同様、綺麗に出力されません。

・モノクロ二階調…二階調に変換処理の際、線数を高すぎる設定にしていませんか?
・グレースケール…トーン処理する際のアミかけ設定は適切か?
をよくご確認下さい。

フォトショップでグレースケール→モノクロ二階調にする際は、
解像度600dpi(以下)、ハーフトーンスクリーン 線数60 角度:45 形状:円 にしてください。
他の、ディザ方式や高すぎる線数での二階調化は、全体が激しく飛び、非常に白けた仕上がりになってしまいます。